さくらインターネットが一段高など「フィンテック」関連株が再び活況高

株式市場 銘柄

■テックビューロ社の「ブロックチェーン」プログラム開始など材料視

 さくらインターネット<3778>(東1・売買単位100株)は8日の後場一段ジリ高基調を強め、14時にかけて17%高の1890円(280円高)まで上昇。前週末までの4日続落から急反発となっている。8日付で新サービスの「IoT Platform」に関する発表を行っているが、本日は、同社株とともに昨年末から「フィンテック」(金融IT)関連銘柄として動意づいてきたインフォテリア<3853>(東マ)ロックオン<3690>(東マ)なども後場一段と強張っているため、さくらインターネットなどと提携するテックビューロ(大阪市、朝山貴生代表取締役)が5日付で期待のフィンテック技術「ブロックチェーン」に関するプログラムの無償開始などを発表したことが起爆剤になったとの見方が出ている。

 「フィンテック」は新たな成長産業の期待を担う分野のため、関連株は株式市場の主要な物色テーマのひとつになっており、休養をはさみながら人気が再燃する形で上値を追う相場展開を期待する雰囲気がある。

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