京成電鉄は63年前廃止の「京成電鉄寛永寺坂駅」話題に後場一段高

株式市場 銘柄

■木造駅舎が現存し切符売り場が残ると伝わり新たな観光名所の期待

 京成電鉄<9009>(東1・売買単位千株)は8日の後場一段ジリ高基調を続け、一時4%高に迫る1670円(60円高)まで上げて出直りを強める相場になった。昼12時過ぎの毎日新聞のニュースとして、63年前に廃止された「京成電鉄寛永寺坂駅」(東京・上野)の地下駅の駅舎や階段が当時のまま残されていることが分かったと伝えられ、新たな観光名所になる期待などが出ている。

 報道によると、「京成電鉄寛永寺坂駅」の跡には地上部の木造平屋の駅舎が現存し、事務室や切符売り場が残るという。第3四半期決算は1月29日に発表し、株価は2月1日にかけて今世紀(2000年以降)の高値1710円まで上げた。引き続き信用売り残が多く逆日歩が乗っているため、需給面でも高値更新の可能性が強いようだ。

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