東急建設は下降トレンド継続の危機乗り越えて急伸し大活況
- 2016/2/9 10:16
- 株式投資ニュース
■業績・配当予想の増額など好感し大幅続伸
東急建設<1720>(東1・売買単位100株)は9日、大幅続伸の始まりとなり、取引開始後に10%高の849円(77円高)まで上げて東証1部の値上り率5位前後に進んでいる。8日夕方に発表した第3四半期決算(2015年4~12月)が大幅増益となり、3月通期の業績見通し、配当予想を増額修正したため買いが集まった。
出来高は10時にかけて昨日分の2倍を上回り大活況。年初からの全体相場の急落局面では、1月21日の731円を下値に切り返したが、その後2月5日に728円まで下げたためやはり下降トレンド継続かと思われる場面があった。しかし、本日にかけての急伸によって底割れ懸念は後退。危機を経ての回復相場だけに安心感が強いようだ。ダブルボトム(2点底)形成がイメージできる展開になっている。