【狙い場・買い場】鳥羽洋行は創業110周年で今3月期配当年100円(期末一括)へ、英回り4.8%にアップ
- 2016/2/12 09:38
- 注目銘柄
鳥羽洋行<7472>(JQS)は、ミニゴールデンクロスを示現。好業績の割安感がある銘柄として注目したい。同社は、制御機器、産業用ロボット、計測計装機器、コンピューター、電子機器、搬送機器、建設・管工機器、ファスナー、環境整備機器、機械工具、工作機械、理化学機器、化学工業薬品類等の販売および輸出入 これらに関する生産設備効率化のためのコンサルタント、機械器具設置工事業、古物売買業を行っている。
今2016年3月期・第2四半期業績実績は、売上高が106億4900万円、営業利益が5億5200万円、経常利益5億9600万円、純利益が3億8700万円に着地。今3月期第1四半期から四半期連結財務諸表を作成しているため、単純に比較はできないが、前年同期単体比では営業利益は36.0%増益と好調。
通期業績予想は、売上高が215億円、営業利益が10億5000万円、経常利益が11億5000万円、純利益が7億5000万円を見込んでいる。年間配当予想は創業110周年を迎えるこから、期末一括60円から100円(普通配当60円、記念配当40円)に増額すると8日に発表している。通期では、前年同期単体比では2ケタ増収増益を確保する見通し。
株価は、昨年6月29日につけた昨年来の高値2100円から同8月25日安値1806円と調整、同9月29日安値1800円と売り直された後。1月15日高値2070円と上昇。その後、モミ合っていたが、ミニゴールデンクロスを示現し、騰勢を強めつつある。今期予想PER11倍台・PBR0.63倍と割安感があるほか、配当利回り4.87%と利回り妙味がソコソコあり見直し余地はある。12日に予定される第3四半期決算の発表で好業績が確認されれば、高値モミ合いを上放れする可能性もありそうだ。(N)