【株式市場】急激な円高などで9割の銘柄が下げ日経平均は1年4カ月ぶりに1万5000円割る

株式市場

◆日経平均の前引けは1万4874円65銭(838円74銭安)、TOPIXは1194.71ポイント(70.25ポイント安)、出来高概算(東証1部)はSQ算出が加わり22億4330万株

チャート12 12日前場の東京株式市場は、ロンドン市場で円相場が一時110円台に急伸したことやNY株式の大幅続落などが影響して株価指数の先物主導の下げ相場となり、日経平均は9時30分頃に下げ幅700円を超えて2014年10月21日以来約1年4カ月ぶりに1万5000円の大台を割った。11時過ぎから再び下値を探り、前引けは838円74銭安の1万4874円65銭となった。主な株価指数はすべて安い。

 円ドルは11時30分を過ぎて112円20銭前後となっている。すかいらーく<3197>(東1)ライオン<4912>(東1)など、四半期決算が好調で海外要因に左右されにくい銘柄が高く、12月上場のマイネット<3928>(東マ)パピレス<3641>(JQS)も業績好調が再認識されて高い。

 東証1部の出来高概算はSQ算出にともなう売買が加わり22億4330万株、売買代金は1兆9207億円。1部上場1937銘柄のうち、値上がり銘柄数は全体の2%に当たる45銘柄、値下がり銘柄数は同じく97%に相当する1880銘柄となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る