【株式評論家の視点】アートグリーンは胡蝶蘭の生産販売、ブライダルの企画、16年10月期2ケタ増益

株式評論家の視点

 アートグリーン<3419>(名セ)は、昨年12月18日に名古屋証券取引所セントレックス市場に新規上場。同社は、総合園芸コンサルタント。胡蝶蘭の生産・卸売。ブライダルの企画。フューネラル切花の卸売り。生花全般の卸売。園芸資材の販売を行っている。

 同社の主力事業のフラワービジネス支援事業における法人贈答用の胡蝶蘭は、依然堅調に推移している。さらにナーセリー支援事業においても、胡蝶蘭苗販売先の生産拡大が計画されており、胡蝶蘭全体の市場は継続的な需要が見込まれている。胡蝶蘭生産農家と提携し、胡蝶蘭の自社生産を行っており、各提携農園の生産効率及びクオリティーの向上により、安定的な仕入の実現に向けて取り組んでいるほか、この自社製品の活用により売上原価の低減に努めている。

 今2016年10期・第2四半期業績予想は、売上高が8億9000万円(前年同期比6.9%増)、営業利益が3700万円(同15.1%増)、経常利益が2900万円(同10.4%減)、純利益が1900万円(同5.1%減)を見込んでいる。

 通期業績予想は、売上高が18億1200万円(前期比7.4%増)、営業利益が8600万円(同46.0%増)、経常利益が7800万円(同35.4%増)、純利益が5000万円(同11.4%増)を見込んでいる。企業価値の継続的な拡大を目指すため、配当を実施した実績はなく、期末配当及び来期の配当についても実施しない方針。

 株価は、昨年12月18日に公開価格420円を194円(46.2%)上回る614円で初値をつけた後、同日上場来の高値664円と上昇。1月29日に上場来の安値430円まで調整した後、モミ合っている。同社は、胡蝶蘭の生産から卸売、小売の販売までを手がけることで、卸売市場の影響を受けることのない流通を行うとともに、提携農園でのハイグレード商品の生産体制を強化することで、顧客満足度を継続的に高めていくことを中長期的な経営目標としている。提携農園の生産育成指導を強化していくとともに、上場企業並びに大手企業の関連会社への企業グループ全体の経営効率化を図る提案等により、新規法人顧客との取引拡大を目指し、さらに、ゲストハウスウェディング等の利用者増により受注が拡大しているブライダルサービス会社からの生花装飾等の受注を強化しており、中長期的な成長が期待される。今期予想PER10倍台と割安感があり、公開価格420円が下値として強く意識した感があり、押し目は注目されそうだ。(株式評論家/アナリスト信濃川)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

最新記事

カテゴリー別記事情報

     

    ピックアップ記事

    1. ■NTTやKDDI等が高値更新  4月14日の東京株式市場では、情報・通信業は3営業日続伸し…
    2.  リズム<7769>(東証プライム)は4月13日、リズム史上最大の音量を実現した大音量電波デジタル…
    3. ■発行済み株式の過半数を取得  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)は4月5日、米国大手ス…
    2022年6月
    « 5月    
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    27282930  
    IRインタビュー 一覧

    テンポイノベーション・原康雄社長 アルコニックスの竹井正人社長 JPホールディングス・古川浩一郎社長に聞く Eストアーの石村賢一社長に聞く アイビーシーの加藤裕之社長に聞く ピクスタの古俣大介社長に聞く メディカル・データ・ビジョンの岩崎博之社長に聞く ヨコレイの西山敏彦社長に展望を聞く 平山の平山善一社長に近況と展望を聞く アンジェス MGの山田 英社長に聞く CRI・ミドルウェアの押見正雄社長に聞く 京写の児嶋一登社長に聞く

    アーカイブ

    「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
    また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
    ページ上部へ戻る