ゆうちょ銀行が4日ぶりに1300円回復し「マイナス金利」の影響消化か

郵政 ゆうちょ

■第3四半期決算はほぼ順調との見方

 ゆうちょ銀行<7182>(東1・売買単位100株)は15日の後場一段強い展開となり、13時30分にかけて11%高の1307円(134円高)まで上げて2月8日以来4日ぶりに1300円台を回復している。12日の取引終了後に発表した第3四半期決算(2015年4~12月)は経常収益が3.9%減となるなど減収減益だったが、3月通期に向けてがあるようで、日経平均の上げ幅1000円台といった全体相場の急反発にうまく乗っているようだ。

 日銀が「マイナス金利」を発表したのは1月29日の昼で、その前日終値から直近までの下げ率を見ると、ゆうちょ銀は30.0%の下落、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)が30.4%、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)は28.7%。一部には、「マイナス金利」の影響度からみて下落率が大きすぎたとの見方があるようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る