UMNファーマが米国への原薬供給など好感しストップ高気配続く

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■1~2月のモミ合い抜け出せば大きく上値を追う可能性の見方

 創薬ベンチャーのUMNファーマ<4585>(東マ・売買単位100株)は15日、後場14時40分を過ぎてもストップ高のまま買い気配の1784円(300円高)にが続き、朝方からストップ高買い気配のまま、まだ売買が成立していない。12日の取引終了後に発表した2015年12月決算は赤字継続だったが、同時に、米社が米国で販売する季節性組換えインフルエンザワクチンの原薬についてUMNファーマ子会社の岐阜工場から供給することに合意したと発表。好感買いが殺到した。

 今年1月から2月中旬にかけては1800円前後から2040円の間でモミ合ったため、目先は2000円前後のゾーンに戻り売りが厚いようだ。これを抜け出せば大きく上値を追う可能性があるとみられている。

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