ヒーハイスト精工:精密部品加工及びUTB新製品、好調維持に期待

■増収益を見込み通期見通し据え置く

 ヒーハイスト精工<6433>(JQS)16年3月期第3四半期連結業績は、精密加工の売り上げが増加し、前年同期に比べ18.2%の増収で、利益も昨年同期の損失から黒字に転換した。

 増収となった売り上げは、主力製品の直動機器が新製品の販売、民生向け販売の強化で前年比5.5%増収、精密部品加工が、昨年末から引き続きレース用部品で大きく伸長し前年に比べ70.7%の大幅増収となったことに加え、ユニット製品が電子部品業界・液晶製造装置向けで16.7%伸びた。

 当社は予てから、営業・技術・製造の三位一体制確立をめざし、販売の強化に取り組んでいるが、消費者に直結する民生業界向けにアレンジしたリニアブッシュ「UTBシリーズ」で、樹脂を使い軽量化を図った新製品が徐々に市場に広まって行き、増収増益を見込んだ通期業績見通しを据え置いた。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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