さくらインターネットが全体相場再び下落の中で続伸基調を保つ
- 2016/2/17 14:00
- 株式投資ニュース
■次世代の「100GbE」高速サーバー接続実験に成功との発表など好感
データセンターなどのさくらインターネット<3778>(東1・売買単位100株)は17日の後場も続伸基調を保ち、全体相場が日経平均400円安などと再び下向く中で4%高の1775円(73円高)前後で推移している。「フィンテック」(金融I)関連株として3日続伸基調だが、本日は、17日付で現在サーバー接続の主流として用いられている「10GbE」の10倍の転送性能を持つ「100 Gigabit Ethernet」搭載サーバーによるソフトウェア・ルーティング接続の実証実験に成功と発表し、期待が高揚した。
業績は好調で、2016年3月期の純利益は5期ぶりに最高を更新する見込み。加えて、1月に2110円まで上げて2005年以来の高値をつけたあと「三角もちあい」(ペナントフラッグ)型のモミ合いを形成しているため、テクニカル的にも2段上げ相場の段取りが整いつつあるとの見方が出ている。