ソフトバンクGは米スプリント社の赤字報道で軟調だが自社株買い相場続く

ソフトバンク

■自社株買いの翌日ストップ高の700円高となり基調には変化ない様子

 ソフトバンクグループ<9984>(東1・売買単位100株)は15日、軟調な始まりとなり、取引開始後に一時5113円(184円安)まで軟化して売買交錯となっている。「米通信大手4社の2015年10~12月期決算が出そろい(中略)ソフトバンクグループ傘下の4位スプリントは唯一の減収で赤字だった」と今朝の日本経済新聞が伝え、手控える雰囲気がある。

 ただ、15日に発行済み株式総数の最大14%の規模の自社株買い(自己株式の取得)を発表し、翌日はストップ高の700円高と急伸した。本日の下げは、この前後の3日続伸に比べると小幅で、テクニカル的には自社株買いを機に始まった出直り相場に基調の変化はないとの見方が大勢のようだ。

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