ペプチドリームがJCRファーマとの提携など好感し上場来の高値

株式市場 銘柄

■全体相場が引き続き重い場合「困ったときのバイオ株」で材料株妙味も

 創薬ベンチャーのペプチドリーム<4587>(東1・売買単位100株)は23日、大幅続伸の始まりとなり、取引開始後に7%高の4540円(285円高)まで上昇。株式分割などを考慮した上場来の高値を約2年半ぶりに更新した。22日の取引終了後、JCRファーマ<4552>(東1)との共同研究開発契約を発表。好業績などを好感した連騰に拍車がかかった。

 22日には、同社ホームページに決算説明会の資料をアップしたことなどが言われて一時ストップ高。値幅妙味が強まる相場になってきたとの見方があり、全体相場が引き続き上値の重い展開となる場合、「困ったときのバイオ株」というジンクスもあり、材料株妙味を強める可能性がある。

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