【銘柄フラッシュ】シャープが乱高下の末急落し急伸しGMOメディアなど急伸
- 2016/2/25 19:15
- 株式投資ニュース
25日は、シャープ<6753>(東1)が大波乱となり、臨時取締役会で台湾・鴻海精密工業の支援受け入れを決定と伝わった11時過ぎに一段高の6%高となったが、直後に5%安となり、前引けは4%高。午後は13時頃に鴻海精密工業に向けた第三者割当増資の観測が伝わり、東証は事実確認のため13時32分から14時11分まで売買を停止。取引再開後は発行株数の増加による株式希薄化の予想などから売り先行となり、一時21.8%安の136円(38円安)まで急落し、大引けもは14.4%安の149円(25円安)となった。
政府が4月以降に補正予算を検討との観測が聞かれ、三井不動産<8801>(東1)が3.3%高、大林組<1802>(東1)が5.8%高など建設、不動産株が軒並み高。みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)も2.7%高など大手銀行株も軒並み高い。
マネーパートナーズグループ<8732>(東1)が2日連続ストップ高の21.0%高となり、引き続き「仮想通貨」に関する法の制定化などが材料視され、VOYAGEGROUP(ボヤージュグループ)<3688>(東1)は「ビットコイン」サービス事業のbitFlyer(ビットフライヤー、東京都港区)と提携するため大幅続伸の11.1%高。ポイント交換サイト運営などのGMOメディア<6180>(東マ)も2日連続ストップ高の17.5%高。
サイジニア<6031>(東マ)は米社との連携発表などが好感されてストップ高の23.5%高。ミクシィ<2121>(東マ)はディズニーと組んだ新作ゲームへの期待などから続伸し6.1%高。ロジコム<8938>(JQG)は不動産ファンド事業会社との提携などが好感されてストップ高の23.8%高。ウィズ<7835>(JQS)は「プリキュア」「たまごっち」などが海外で人気とかで2日連続ストップ高の21.2%高となった。