土木管理総合試験所がマンションの「鉄筋切断施工」連想材料に反発

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■こうした問題が続くようなら大相場の芽があるとの期待も

 土木管理総合試験所<6171>(東2・売買単位100株)は29日、朝方に8%高の1148円(84円高)まで上げて反発となっている。地質探査や物理探査、非破壊試験などを行い、前週末の土・日にかけて横浜市のマンションで「スリーブ」(配管などの穴)施工の際に鉄筋が切断されたままになっていた問題が報じられ、連想を働かせて注目する動きがあるようだ。業績は連続最高益基調のため、こうした問題が続くようなら大相場の芽があるとして注目する様子もある。

 一連の報道でこのマンションの施工を担当と伝えられた熊谷組<1861>(東1)は一時25%安の場面があり、販売したと伝えられた住友不動産<8830>(東1)一時2%安の場面があった。

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