【株式市場】材料株の売買活発でTOPIXなど軟調だが日経平均は反発

◆日経平均の終値は1万6885円33銭(2円14銭高)、TOPIXは1359.80ポイント(1.34ポイント安)、出来高概算(東証1部)は20億5257万株

チャート15 7日後場の東京株式市場は、円安基調の回復を好感してトヨタ自動車<7203>(東1)などが13時過ぎにかけて一段上値を追い、原油安効果などから東レ<3402>(東1)なども一段堅調さを増し、日経平均は総じて小高い水準で推移し小反発となった。東証2部指数、日経JASDAQ平均も反発。一方、TOPIX、JPX日経インデックス400は軟調。

 ソニー<6758>(東1)が米ラスベガスで始まった国際エレクトロニクスショーでの新製品などに期待が強まり反発し、池上通信機<6771>(東1)は4K、8Kテレビ放送機器への期待があり後場一段高となって昨年来の高値を更新。

 今年の相場テーマとされるロボットスーツのCYBERDYNE<7779>(東マ)や格安スマホ関連株のワイヤレスゲート<9419>(東マ)なども高く、補正予算に火山監視強化費を盛り込むと伝えられて温度センサーの日本アビオニクス<6946>(東2)が急伸。また、12月に新規上場となったサイジニア<6031>(東マ)MRT<6034>(東マ)U-NEXT<9418>(東マ)なども高い。

 東証1部の出来高概算は20億5257万株(前引けは11億2942万株)、売買代金は1兆9621億円(同1兆470億円)。1部上場1859銘柄のうち、値上がり銘柄数は690(同1002)銘柄、値下がり銘柄数は1003(同688)銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種(同23業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、繊維製品、ゴム製品、輸送用機器、海運、水産・農林、医薬品、化学、保険、食料品、などとなった。

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