ビックカメラは好材料を忘れていた様子もあり値上がり率5位
- 2016/2/29 14:09
- 株式投資ニュース
■2月中旬に発表済みの自社株買い3月1日に開始
ビックカメラ<3048>(東1・売買単位100株)は29日の後場も値上がり率10%台で推移し、14時にかけては10.6%高の952円(91円高)前後で東証1部銘柄の値上がり率5位につけている。3月1日から31日までの約1ヵ月間、自己株式の取得(自社株買い)を行うと2月18日付で発表しており、明日からの買い付けに期待が強まったとの見方が出ている。
3月1日開始の自社株買いの買い付け上限株数は6万2000株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合は0.03%)。パーセンテージでは2月26日に発表した日産自動車<7201>(東1)の6.7%に比べると小さいが、多くの企業は発表日の翌日から実施することが多いのに対し、ビックカメラの今回の買い付けは発表から開始まで半月近く間があるため、株価材料として忘れられていた様子もあったようだ。