【株式市場】「経済対策」浮上し日経平均は一時649円高となり新規上場株も好調

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6734円81銭(649円30銭高)、TOPIXは1348.86ポイント(48.03ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億333万株

チャート4 2日前場の東京株式市場は、円安基調に加え、政府が経済対策を検討との観測報道などが好感されて株価指数の先物が上げ、日経平均は300円高で始まった後も一段高となり、11時過ぎには663円60銭高(1万6749円11銭)まで上げた。ホンダ<7267>(東1)など北米市場に強い銘柄の上げが目立ち、材料株も強い。主な株価指数はすべて高い。 

 円安の再燃を受け、電気・精密、機械株なども軒並み高となり、マイナス金利の導入以降下げの目立った三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などのメガバンクも高い。伊藤園<2593>(東1)が四半期決算の大幅増益などを好感して2007年以来の高値に進み、マネーパートナーズグループ<8732>(東1)は仮想通貨「ビットコイン」関連株として2月下旬の3日連続ストップ高に続き2日連続ストップ高。千葉市の戦略特区で楽天<4755>(東1)ヤマトHD<9064>(東1)が無人飛行物体「ドローン」による空中宅配を実験と伝えられ寮銘柄が高いほか、ドローン関連株のドーン<2303>(JQS)などが軒並み急伸。

 本日新規上場のバリューゴルフ<3931>(東マ・売買単位100株)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは、公開価格1280円を70%上回る2176円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は12億333万株、売買代金は1兆2115億円。1部上場1942銘柄のうち、値上がり銘柄数は1828銘柄、値下がり銘柄数は81銘柄となっている。

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