【引け後のリリース】日本マクドナルドHD2月の売上高25%増加し3カ月連続増加
- 2016/3/4 21:05
- 株式投資ニュース
■14~15年の18ヵ月連続減少などに比べ基調転換の期待
日本マクドナルドホールディングス<2702>(JQS・売買単位100株)は4日の取引終了後、2月の月次動向(月次IRニュース)を発表し、全店売上高の増減は前年同月比25.4%増加して前回発表の同30.9%増に続き3カ月連続増加し、既存店売上高も同29.4%増加して前回発表の同35.0%増に続き3カ月連続増加した。
全店売上高の増減は、2014年2月から15年7月まで18ヵ月連続減少し、その後1度増加して再び同年9月から11月まで3カ月連続減少してきた。このため、3カ月連続の増加が長い目で見た基調転換のシグナルになるかどうか注目されている。
株価は2015年12月に2002年以来の高値になる3070円まで上げたが、その後は全体相場の調整本格化や12月期末の配当・優待の権利を確保し終えた売却などの影響によって下値を試す相場になり、16年1罰22日に2215円まで下押した。この段階では月次動向が増加に転じたばかりで、増勢が続くか不透明だったが、本日の発表により期待が強まる可能性が高まったといえる。