【株式市場】材料株の売買活発で日経平均は反落だがマザーズ指数などは高い

株式

◆日経平均の終値は1万6911円32銭(103円46銭安)、TOPIXは1361.90ポイント(13.45ポイント安)、出来高概算(東証1部)は22億1694万株

チャート9 7日後場の東京株式市場は、為替が円高気味のまま大きな動きを見せず、トヨタ自動車<7203>(東1)は小幅持ち直したまま軟調相場を続けるなどで、日経平均は軟調なまま小動きが続いた。日経平均は結局、後場寄り後の120円20銭安(1万6894円58銭)を本日の下値に約60円幅の小動きとなった。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は前引けに続いて堅調で続伸となった。

 後場は、マネースクウェアホールディングス<8728>(東1)が一段上値を追う場面があり、前場ストップ高のマネーパートナーズグループ<8732>(東1)に続きFX(外国為替証拠金)取引市場の売買増加などが材料視されて活況高となり、インタートレード<3747>(東2)も後場一段高。リブセンス<6054>(東1)は求人市場環境の好転などが言われて一段高。コスモ・バイオ<3386>(JQS)はがん研究用抗体の新発売などが好感されてストップ高となり、ネットイヤーグループ<3622>(東マ)アドウェイズ<2489>(東マ)は無料対話アプリ運営のLINE上場観測の再燃などを受けてストップ高。

 東証1部の出来高概算は22億1694万株(前引けは11億5862万株)、売買代金は2兆1722億円(同1兆442億円)。1部上場1943銘柄のうち、値上がり銘柄数は835(同988)銘柄、値下がり銘柄数は1000(同852)銘柄。

 また、東証33業種別指数は6業種(前引けは7業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、パルプ・紙、非鉄金属、卸売り、なととなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。