ドーンが「ドローン」関連株の中でも値幅妙味など強く後場一段高

銘柄

■1月に4倍近く急騰し4月の四半期決算発表も材料視

 地理情報システムなどのドーン<2303>(JQS・売買単位100株)は8日の後場一段高となり、14時過ぎに12%高の2660円(290円高)まで上げて出直りを強めている。無人飛行体「ドローン」関連株と位置づけられ、このところ千葉市とヤマトホールディングス<9064>(東1)楽天<4755>(東1)による「空中宅配」の実証実験や損保ジャパン日本興亜ホールディングス<8630>(東1)によるドローン関係者向け団体保険の開発などが伝えられ、ドローン関連株の物色再燃に乗る形になったようだ。関連株は全面高という商状ではないがアクモス<6888>(JQS)も強い。

 ドーンの今5月期の業績は回復基調を強める見込みで、2月締めの第3四半期決算の発表は4月11日の予定。2016年1月に半月ほどで1000円前後から3775円まで急騰し、値幅妙味は十分に実証されているとして期待する様子がある。

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