【銘柄フラッシュ】サイオステクノが急伸しアクモスなどドローン、仮想通貨関連株も高い
- 2016/3/8 16:47
- 株式投資ニュース
8日は、日経平均との相関性が高いとされるソフトバンク<9984>(東1)の強さが目立ち、組織再編などが材料視されて日経平均が一時2.0%安(340円安)の場面でも0.2%高と値を保ち、大引けは日経平均の0.8%安に対して1.7%高となった。同様にファナック<6954>(東1)も目新しい好材料が聞かれなかったが底堅く大引けは1.7%高。11日の「ラージSQ」に向け、買い方にとっては心強い様子。共通項は自社株買いを実施中ということが挙げられる。
マネーパートナーズグループ<8732>(東1)は朝方を除いて14時頃まで軟調だったが、以後は尻上がりの上昇となって3日連続ストップ高の15.3%高。東証1部の値上がり率1位。7日発表の月次速報に関する受け止め方は分かれたようだが、仮想通貨関連株の代表格とされて需給相場の様相が強まってきたもよう。サンデンホールディングス<6444>(東1)は7日発表の四半期決算で通期の業績予想を減額したが、未定だった期末配当を前期比5円増の15円としたことなどが好感されて15.1%高となり東証1部の値上がり率2位。
ハーツユナイテッドグループ<3676>(東1)は自動運転技術のZMP(東京都文京区)との合弁会社が無人飛行体「ドローン」活用のデータ収集サービスを開始との発表などが好感されて急伸13.4%高。これに刺激を受ける形でドローン関連株が動意づき、ドーン<2303>(JQS)が8.0%高、アクモス<6888>(JQS)は13.2%高。
無料対話アプリ「LINE」運営会社の上場観測を期待材料にネットイヤーグループ<3622>(東マ)が大幅続伸の13.5%高、アドウェイズ<2489>(東マ)は10.2%高、メディア工房<3815>(東マ)は8.1%高。
サイオステクノロジー<3744>(東2)は金融機関向け収益管理システムで特許取得との発表が好感されて大引けにかけてストップ高の17.5%高。ソフトフロント<2321>(JQG)は住所録ソフトなどの(株)筆まめの子会社化などが材料視されて急伸し13.3%高となった。