NTTドコモとNTTが米デル社の部門買収観測など好感し逆行高

NTTドコモ 9437

■日経平均250円安に押され気味だが期待集まる

 NTTドコモ<9437>(東1・売買単位100株)は9日、5日ぶりに反発する始まりとなり、取引開始後に2589.0円(94.5円高)と出直リを強めている。NTT(日本電信電話)<9432>(東1)グループが米コンピュータ大手デル社のIT(情報技術)サービス部門を買収する方針を固めたと今朝の日本経済新聞が伝え、好感された。

 昨夜の米国株式市場では日系銘柄(ADR:預託証券)が総じて安かった中でNTTドコモとNTTは高かった。東京市場では日経平均が9時30分を回って250円安と下げ幅を拡大している中で逆行高。両銘柄とも株価指数先物の下げに押される懸念が言われているが、これで強ければ全体相場が反発したときに再評価が強まると期待する様子がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る