【株式市場】円高など受け株価指数の先物主導で下押し日経平均は一時288円安

株式市場

■本日上場のブラスは公開価格を6.4%%上回り初値つく

◆日経平均の前引けは1万6515円93銭(267円22銭安)、TOPIXは1323.76ポイント(23.96ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億386万株

チャート14 9日前場の東京株式市場は、円高基調やNY株式の反落などを受けて株価指数の先物主導で下押す始まりとなり、日経平均は10時30分過ぎに288円35銭安の1万6494円80銭まで下押す場面があった。前引けも267円22銭安となり3日続落模様。主な株価指数はすべて安い。

 東証1部の売買代金上位30銘柄の中で高い銘柄(上場投信を除く)は6銘柄にとどまり、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)は店舗見直しなどが好感されて反発し、NTTドコモ<9437>(東1)はNTTグループで米デル社の事業を買収するとの放送などが好感された。アイロムグループ<2372>(東1)サイオステクノロジー<3744>(東2)が特許取得などを好感して急伸し、ラクーン<3031>(東1)は企業向け卸・仕入れサイトの拡大などが好感されて上げ、「金庫」株が再び上げ日本ISK<7986>(JQS)も急伸。

 本日上場のブラス<2424>(東マ/名セ・売買単位100株)は中京地区を中心に邸宅タイプのウエディングハウスを展開し、9時14分に公開価格4370円を6.4%%上回る4650円で売買が成立し初値をつけた。前引けは4755円。

 東証1部の出来高概算は11億386万株、売買代金は1兆659億円。1部上場1943銘柄のうち、値上がり銘柄数は191銘柄、値下がり銘柄数は1678銘柄となっている。

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