【チャート診断】マーケットエンターS高、昨年6月上場後の調整完全に終了、大幅な増収増益

チャート診断

 マーケットエンタープライズ<3135>(東マ・100株)は、昨年6月上場後、調整の展開だったが、10日に300円ストップ高(S高)の1360円と急伸、底打ちから本格出直りの態勢に入ったといえるチャートである。

 昨年6月に2002.5円でスタート、7月に2825円と大きく買われたあと調整入りしていた。去る、2月12日に高値から約77%下げの652円で底打ち戻りに転じていた。とくに、今日の急伸で中期相場強気の指針となる週足・26週線を突破したことで押し目買い相場となった。

 ネット型リユース事業を展開。有店舗リユース事業展開のトレジャーファクトトリ株価との比較感もあるだろう。ちなみに、トレジャー株価の昨年来高値は1747円である。

 同社の今6月期は31.6%増収、営業利益で34.6%増の3億2000万円、EPS39.4円、配当無配の見通し。高成長のリユースを背景に上場後の高値と安値の中間値1738円は早そうである。ストップ高のあとの押し目は狙い場とみてよいだろう。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る