アイリッジのpopinfo利用ユーザー数は3100万超に

日本インタビュ新聞社

■既存取引先の継続支援、新規受注とも顧客層は拡大基調に

 【第2四半期】アイリッジ<3917>(東マ)は11日、16年7月期第2四半期非連結累計(15年8月~16年1月)業績を発表した。

 第2四半期累計の非連結業績は修正(3月1日)しており、売上高は4億91百万円、営業利益は20百万円、経常利益は20百万円、四半期純利益は12百万円だった。

 売上高は、当初の予想通り順調に推移し、また、popinfo利用ユーザー数は第2四半期末で3100万ユーザーを超えており、既存取引先の継続支援、新規受注の両面から、顧客層は拡大基調にある。利益面では事業拡大に向けて、人材の採用を積極的に進め、コアとなる自社サービス開発強化のために人材を投入し、また外注から内製化への切り替えを進めている。それにより、採用費、人件費、自社サービス開発コスト等の先行コストが増加している。

 サービス別売上高は月額報酬が利用ユーザー数増加で同52.5%増の1億29百万円、アプリ開発・コンサル等が既存取引先との取引拡大や新規取引先の開拓で同92.9%増の3億62百万円だった。

 通期業績見通しも修正し、来期以降の事業拡大に向け、引き続き積極的に採用活動を行う方針であり、売上高は11億14百万円(前期比49.6%増)、営業利益は1億20百万円(同11.5%増)、経常利益は1億20百万円(同11.1%増)、純利益は80百万円(同10.6%増)と増収増益を見込んでいる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る