東芝テックが繰り延べていた四半期決算発表を好感し大きく出直る
- 2016/3/15 09:20
- 株式投資ニュース
■2ヵ月ぶりに400円台を回復し大底確認の見方
東芝テック<6588>(東1・売買単位千株)は15日、大きく出直る始まりとなり、取引開始後に13.5%高の420円(50円高)まで上げて2日続伸基調となった。14日の取引終了後に第3四半期決算(2015年4月~12月)を発表し、連結純利益は776億円の赤字(前年同期は35億円の黒字)だったが、退職給付債務に関する誤差により発表日を当初の2月3日から繰り延べていたこともあり、安心感が広がる形になった。
400円台回復は1月19日以来になり、テクニカル的にも2月につけた安値311円が大底になる可能性が強まったとの見方が出ている。