ラクーンの卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」が韓国にも拡大

株式市場 銘柄

■韓国最大級の海外発送サービス「モールテール」運営会社との提携を発表

 企業間電子商取引サイトなどを運営するラクーン<3031>(東マ・売買単位100株)は17日、ファッションや雑貨などの卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」と韓国最大級の海外発送サービス「Malltail」(モールテール)を展開するgroowbits(グロービッツ:本社・東京都中央区)との業務提携を発表した。

 この提携により、スーパーデリバリーは、新たな海外小売店の集客と売上高のアップを見込んでいる。また、相互の利用ユーザーに対する利便性の向上や、昨今盛り上がりをみせている越境ECのさらなる活性化につながるとの考えを示した。

 スーパーデリバリーは2002年2月から運営を開始し、国内に限らず海外の小売店も購入可能な仕入れサイトだ。2016年1月末現在の商品掲載数は約54万点。メーカーにとっては、地域を超えた全国4万9633店舗への販路拡大ツールとして効果を発揮し、小売店にとっては1104社の出展企業とインターネットを通して取引でき、仕入先を大幅に拡大することが可能になっている。 

 17日の株価は前場10%高の634円(59円高)まで上げて戻り高値に進み、午後は620円(45円高)で取引が始まった。

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