上場2日目の昭栄薬品はPER極端に低くストップ高続く

銘柄 相場欄

■今期予想1株利益を822円とするためPERわずか3倍台 

 JASDAQ市場に16日新規上場の昭栄薬品<3537>(JQS・売買単位100株)は17日も大きく上値を追う展開となり、9時20分にストップ高の3005円(504円高)に達したまま、後場はストップ高の買い気配で始まった。会社側が上場日の朝に発表した2016年3月期の業績予想(連結)では、純利益が前期比3.6倍の7.91億円、1株利益は821円88銭。ストップ高でもPERは3.7倍にすぎず、JASDAQ銘柄の平均PER17倍台との比較で極度な割安状態が注目されている。

 上場初日は公開価格1350円に対し48.2%高の2001円で初値がつき、終値はストップ高の2501円だった。ヤシ油やパーム油など、天然植物由来の油脂製品などの化学品専門商社。花王<4452>(東1)との取引に実績がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る