【株式市場】TOPIXは軟調だが日経平均は156円安を回復して小反発

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7023円20銭(22円22銭高)、TOPIXは1364.06ポイント(0.14ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億5841万株

■本日は2銘柄が上場しベネフィットジャパンは67%高

チャート15 24日前場の東京株式市場は、円高基調などを受けて自動車株などが軟調だったため、日経平均は9時40分にかけて156円99銭安の1万6843円99銭まで下げる場面があった。しかし、業績予想の下方修正見通しが伝えられた三菱商事<8058>(東1)が次第に持ち直した上、中盤からは円相場が1ドル112円台後半の円安気味に転換したため、日経平均も持ち直して前引けは22円高と堅調に転換した。主な株価指数はTOPIXを除いて高い。

 ALSOK(綜合警備保障)<2331>(東1)がベルギーの連続爆発テロなど材料に上場来の高値を更新し、任天堂<7974>(東1)は反発。アドウェイズ<2489>(東マ)メディア工房<3815>(東マ)などのLINE(ライン)関連株が再び動意づき、セレス<3696>(東マ)は仮想通貨関連株を買う動きに乗り出直り拡大。

 本日は2銘柄が新規上場となり、ウイルプラス<3538>(JQS・売買単位100株)は9時12分に公開価格1880円の8%安の1729円で初値がついた。高値は1798円。前引けは1621円。

 ベネフィットジャパン<3934>(東マ・売買単位100株)は11時6分に公開価格1980円の67%高の3310円で初値がつき、高値は3700円、前引けは3165円。

 東証1部の出来高概算は9億5841万株、売買代金は9643億円。1部上場1948銘柄のうち、値上がり銘柄数は769銘柄、値下がり銘柄数は1445銘柄となった。

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