メタウォーターは琵琶湖流域下水道「湖西浄化センター」汚泥燃料化施設の完成を発表

■一般家庭約3,800世帯分の温室効果ガス削減に貢献

 メタウォーター<9551>(東1)は、滋賀県琵琶湖流域下水道 「湖西浄化センター汚泥燃料化事業」を受託し、13年5月から汚泥燃料化施設の建設を進めてきたが、このほど施設が完成したことを発表した。

 同事業は、湖西浄化センターに加え、大津市水再生センターで発生する下水汚泥を炭化物として資源化するもので、施設の設計・建設および運転・維持管理をメタウォーターがDBO方式で受託。燃料化事業として滋賀県では初となる。

 これまで産業廃棄物として処理されていた下水汚泥をエネルギー資源としてリサイクルすることで、従来の焼却・溶融施設と比べて、二酸化炭素の排出量を年間で約11,651トン(一般家庭 約3,800世帯分)削減する。

 同社は、同事業を通じて地域の持続的発展に寄与し、また一層の温室効果ガス削減を目指して、再生可能エネルギーの導入拡大に努めるとしている。

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