【引け後のリリース】朝日ラバー:福島新工場の事業計画変更が承認される
- 2016/3/31 20:40
- 株式投資ニュース
■補助金収入の取り扱いや計上については固まり次第開示する予定
朝日ラバー<5162>(JQS・売買単位100株)は31日の取引終了後、福島県に建設する予定の新工場のスケジュールの変更について、このたび、福島県から「平成27 年度福島医療・福祉機器開発・事業化事業費補助金」の補助対象事業として事業計画変更を承認されたと発表した。
同社は福島県白河市の工業用地「工業の森・新白河」内に既に所有している白河工場の隣接地に新工場を建設する計画を進めている。これに関して2016年2月下旬、新工場での生産を予定しているライフサイエンス分野のマイクロ流体デバイス製品の今後の事業環境などを勘案した結果、新工場の着工と竣工を延期すると発表し、これにともない、福島県の補助対象事業の変更手続きを申請中としていた。
これにより、新工場の建物及び平成29 年3月末までに導入する生産設備について、福島県の「平成27年度福島医療・福祉機器開発・事業化事業費補助金」の制度に従って補助金が交付される。平成29年3月期の連結および個別の業績予想については、平成28年5月に予定している平成28年3月期の決算発表時に開示する予定。
このたび交付が決定した「平成27年度福島医療・福祉機器開発事業化事業費補助金」を補助金収入として計上する予定の特別利益、また、補助金のうち固定資産取得に該当する分について圧縮記帳処理を行い、固定資産圧縮損として計上する予定の特別損失については、判明した際に速やかに開示するとした。