上場2日目のPRタイムズは全体相場の急落に逆行高
- 2016/4/1 10:26
- 株式投資ニュース
■高PERで見方分かれるが成長期待を凝縮との見方
上場2日目のPR TIMES(PRタイムズ)<3922>(東マ・売買単位100株)は1日、取引開始後に12%高の2400円(259円高)まで上げて昨日の高値2590円に向けで出直る展開となった。新年度入りの株式市場が10時を過ぎて東証マザーズ指数の3%安、日経平均の2%安(約300円安)と不穏なスタートのためか、プレスリリース配信サイトの運営などIT関連の情報ビジネス銘柄で新鮮味があり、業績も好調な点が評価されたようだ。
公開価格は1340円。初日は10時49分に公開価格1340円に対し59%高の2130円で初値がつき、高値は前場の2590円、終値は2141円だった。
会社発表の2016年2月期の業績見通し(連結)は、売上高が前期比26.5%増の10億6900万円、営業利益は同93.5%増1億7800万円、純利益は同2.4倍の1億1100万円、1株利益は43円53銭。
PERは50倍を超え、たとえば共同ピーアール(2436)のPER7倍台、Gunosy(6047)のPER30倍台との比較では割高になるが、銘柄によっては高PERほど成長期待が凝縮されているとして注目を集めるケースがあるようだ。