【株式市場】東証1部銘柄の95%が下げ日経平均は一時645円安となり4日続落

株式

◆日経平均の終値は1万6164円16銭(594円51銭安)、TOPIXは1301.40ポイント(45.80ポイント安)、出来高概算(東証1部)は25億7927万株

チャート14 4月1日後場の東京株式市場は、今夜から夜明けにかけて米国の3月の雇用統計が発表になるため様子見気分が強く、トヨタ自動車<7203>(東1)などがジリ安基調を継続。新年度入り初日に日経平均の前引けが470円安となったため手控え気分が強まる印象があり、日経平均は14時40分過ぎに645円66銭安の1万6113円01銭まで下げて4日続落となった。主な株価指数はすべて安い。

 個別物色の様相が強まり、メディカルシステムネットワーク<4350>(東1)が日本郵便との宅配事業提携などを好感して大引けにストップ高で売買が成立し、トクヤマ<4043>(東1)は余剰電力で水素を低コスト生産と伝えられて後場一段高。日本アクア<1429>(東マ)は一吉証券の積極評価が言われて後場ストップ高。日本エマージェンシーアシスタンス業<6063>(JQS)は中国の医療ポータルサイトとの提携などが材料視されて大引けにストップ高で売買成立。

 東証1部の出来高概算はやや増加して25億7927万株(前引けは12億2210万株)、売買代金は2兆6570億円(同1兆2136億円)。1部上場1950銘柄のうち、値上がり銘柄数は70(同94)銘柄、値下がり銘柄数は95%に相当する1860(同1823)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けに続いて全33業種が値下がりし、値下がり率の小さい業種は、情報・通信、水産・農林、空運、建設、サービス、小売り、食料品、などとなった。

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