【株式市場】日経平均は小幅安となり5日続落だがTOPIXは堅調反発

株式市場

◆日経平均の終値は1万6123円27銭(40円89銭安)、TOPIXは1302.71ポイント(1.31ポイント高)、出来高概算(東証1部)は20億6849万株

チャート15 4日後場の東京株式市場は、円相場がドルに対して111円台前半に進み、前場と比べても円高基調になったため、引き続き自動車株などが軟調に推移し、日経平均は前引けの33円高から再び軟調に転換。50~60円安の1万6100円前後で小動きとなった。前週末の594円安に続き5日続落となったが下げ幅は小さかった。主な株価指数では、TOPIXと東証マザース指数が高い。

 引き続き日本水産<1332>(東1)が円高による海外買い付け競争力の回復などに期待とされて高く、味の素<2802>(東1)はインドネシアを拠点にイスラム圏を開拓と伝えられて5日ぶりに高く終り、マネーパートナーズグループ<8732>(東1)は米国の仮想通貨取引会社への出資などが引き続き材料視されて後場一段高。管工機材の橋本総業<7570>(東1)は東京・銀座でホテル建設活発と伝えられて大きく反発し、上場3日目のエボラブルアジア<6191>(東マ)は旅行関連サイト好業績でストップ高。アンジェスMG<4563>(東マ)はバルーンカテーテル新製品などが好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は20億6849万株(前引けは10億1445万株)、売買代金は2兆896億円(同9863億円)。1部上場1950銘柄のうち、値上がり銘柄数は1251(同1433)銘柄、値下がり銘柄数は600(同430)銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種(前引けは28業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、水産・農林、食料品、医薬品、陸運、鉄鋼、パルプ・紙、精密機器、卸売り、電力・ガス、保険、繊維製品、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る