3Dマトリックスが「心臓の組織再生」特許を好感しストップ高

銘柄

■4ケタ台に定着すれば長期調整に転機の見方

 吸収性局所止血剤などのスリー・ディー・マトリックス(3Dマトリックス)<7777>(JQG・売買単位100株)は5日、ストップ高の1024円(150円高)で売買が成立した後も140円高の16%高前後で推移し、3月16日以来3週間ぶりに4ケタ(1000円)を回復する相場になった。4日付で、「自己組織化ペプチド組成物の『心臓の組織再生』に関する日本での特許取得のお知らせ」を発表。期待が強まった。

 2016年4月期は営業・経常・純利益とも3期連続赤字の見込みだが、創薬ベンチャーにはよくあるためか、株価は2月の536円を下値に大きく回復している。4ケタ台に定着すれば2年がかりの長期調整基調に転機が訪れるとの見方が出ている。

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