ソフトバンクGがAI活用のサイバー攻撃対策など期待し逆行高
- 2016/4/5 13:36
- 株式投資ニュース
■日経平均への寄与度・影響度大にもかかわらずジリ高
ソフトバンクグループ<9984>(東1・売買単位100株)は5日、朝からジリ高基調となり、13時30分には5527円(78円高)前後で推移。日経平均への寄与度・影響度の大きい銘柄にもかかわらず全体相場とは逆行高になっている。5日付で、AI(人工知能)を活用したサイバー攻撃対策プラットフォームなどを開発する米国のCybereason Inc.(サイバーリーズン、マサチューセッツ州)と合弁会社「サイバーリーズン・ジャパン」を設立したと発表。期待が高揚した。
2月中旬からの全体相場の反騰局面では、4133円から3月中旬にかけて一時5997円まで上げ、直近は出直り小休止の印象がある。6000円という大台の目前で上げ止まったため、この大台前後に心理的なフシ目があるとの見方だが、これを抜けば出直り相場の2段上げに入るため、再び6000円の大台に接近する展開をイメージする様子がある。