佐渡汽船が観光情報のIT化や燃油調整金ゼロを好感し20%高

株式市場 銘柄

■ゴールデンウイークの旅客動向に期待する様子も

 佐渡汽船<9176>(JQS・売買単位100株)は6日、急伸の始まりとなり、取引開始後に20%高の317円(52円高)まで上げて出来高も急増している。手掛かり材料としては、新潟地盤のIT企業が観光情報を配信するアプリを開発し、「佐渡汽船はフェリー内で簡単にネット接続できる仕組みを導入した」(日本経済新聞4月6日朝刊)と伝えられたことが挙げられている。

 4日付では、燃料油価格の変動幅に応じて乗船料金に上乗せする「燃料油価格変動調整金」を7~9月は加算なしと発表。ゴールデンウイークの旅客動向に期待する様子もある。このところの株式市場では、円高基調や米国の利上げを巡る不透明感などから、内需関連の軽量株で値幅を狙う動きが強いとされ、引き続き注目される可能性はありそうだ。

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