セブン&アイHDは人事を巡る観測など不透明で年初来の安値
- 2016/4/7 09:46
- 株式投資ニュース
■下値のフシに差しかかり本日発表の2月期決算などには期待が
セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1・売買単位100株)は7日、続落の始まりとなり、取引開始後に4311円(251円安)まで下押し、2月につけた年初来の安値4370円を割り込んだ。6日午後から7日朝にかけて「中核子会社セブンーイレブン・ジャパンの井阪社長を退任させる人事を固めたことが分かった」(4月7日付夕刊フジ)などと伝えられ、好業績部門での話とあってとまどい感が拭えないとの見方が出ている。
ただ、安値更新後は一進一退となり、9次30分を回っては223円安前後で推移。4300円前後は2月から3月に何度か下げ止まった水準のため、下値のフシになるとの見方はある。また、2016年2月期の決算発表を本日・7日に予定するため、合理化促進策などへの期待があるようだ。