【引け後のリリース】モルフォのディープラーニングシステムを前田建設が採用

引け後のリリース

■構造物劣化診断の効率化を目指す新たな技術開発に寄与

 画像処理ソフトなどのモルフォ<3653>(東マ・売買単位100株)は7日、新しいディープラーニング学習システム「Morpho Deep Learning System」を前田建設工業<1824>(東1)が構造物の劣化診断の効率化のために採用したと発表。前田建設が進める構造物劣化診断の効率化を目指す新しい技術開発に寄与するとした。7日の株価終値は7290円(350円高)だった。

 発表によると、この新しいディープラーニング学習システムは、画像認識ソフトウェア開発に特化した機械学習システムで、本システムでの学習結果とモルフォが独自に開発した認識エンジンと組み合わせることにより、ディープラーニング技術を応用した高精度で高速な画像認識処理をユーザーの製品やサービスに組み込むことができる。

 このシステムは実用的な画像認識のためのネットワークモデルをプリセットとして複数用意しており、学習用画像を収集するだけで簡単かつ迅速に画像認識ソフトウェアの開発をスタートできるという。

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