【銘柄フラッシュ】新規上場の丸八HDがストップ高となりセブン&アイHDも高い
- 2016/4/8 17:11
- 株式投資ニュース
8日は、業績予想を大きく減額したファーストリテイリング<9983>(東1)が後場も持ち直さないまま下値モミ合いを続けて12.7%安となり2013年3月以来の安値水準になった半面、ビックカメラ<3048>(東1)は業績予想の増額発表が好感されて9.3%高と急伸。また、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)は最高益決算が好感され、鈴木敏文会長兼CEO(最高経営責任者)の引退が伝えられたが3.7%高と反発した。
本日新規上場となった「丸八真綿」の丸八ホールディングス<3504>(名2・売買単位100株)は好調にスタートし、9時20分に公開価格680円を11%上回る757円で初値を形成。その後、高級羽毛に円高の追い風とされて一段高となり、後場ストップ高の907円(初値757円の150円高、公開価格680円からは227円高)まで上げて大引けもストップ高。
DMG森精機<6141>(東1)は東証1部の値上がり率1位となり、ドイツ子会社の保有比率引き上げや同子会社の株価急伸などが言われて前後場ともジリ高基調が続き15.1%高。2位はビックカメラ。3位は福井コンピュータホールディングス<9790>(東1)の8.8%高となり、参議院選向けの「出口調査装置」を題材にする様子があり出直り拡大。
ツインバード工業<6897>(東2)は7日の大引け後に業績予想を減額発表したため安く始まったが、13時過ぎに決算を発表してから一気に上値を追い9.6%高。「磯丸水産」などのSFPダイニング<3198>(東2)は業績予想の増額発表が好感されて8.5%高。
そーせいグループ<4565>(東マ)は引き続き子会社の提携にともなう一時金マイルストン収入などが材料視されて16.5%高となり、昨日のストップ高に続き大幅続伸。メドレックス<4586>(東マ)はNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の事業への採択などで朝方に続き再びストップ高となり14.3%高。アカツキ<3932>(東マ)は3月17日の上場後の値動きが強く、業績も好調なため2段上げ相場を期待とされて続伸13.5%高。アウンコンサルティング<2459>(東マ)は本日四半期決算を発表の予定とされて期待が強まり終盤に尻上がりとなり11.1%高。
デジタルアドベンチャー<4772>(JQG)は4月下旬に幕張メッセ国際展示場で開催されるK-POPイベントの豪華メンバーなどが注目され29.0%高。日本エマージェンシーアシスタンス<6063>(JQS)は引き続き中国の医療ポータルサイトとの提携などに期待が強いようでまたもやストップ高の21.6%高となった。