メディカル・データ・ビジョンがデータベース増加など好感し値上がり率2位

株式市場 銘柄

■業績好調で高PER評価する潮流に乗り騰勢第2波の見方も

医療情報のネットワーク化を推進するメディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ・売買単位100株)は11日、取引開始後に16%高の2278円(316円高)まで上げて出直りを強め、10時にかけて東証マザーズ市場の値上がり率2位に躍進した。3月下旬から4月初にかけて病院向け経営支援システム「Medical Code」の機能拡充や診療データベースの増加を発表し、株価は1500円前後から2550円まで急伸。この上げ相場の第2波が始まったとの見方が出ている。

 業績は回復基調が続く見込みで、2013年12月期の最高益に向けて再び増勢が見込まれている。株価水準はPER60倍前後になるが、このところはPERの高さが評価や期待の強い証拠と前向きに受けとめる潮流がある。

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