トヨタ早くも反落、安値更新、アベノミクス高値から4割下げで底近い観測も

トヨタ 7203

 トヨタ自動車<7203>(東1・100株)の週明け11日の株価は前週末の43円高から早くも211円安の5256円と大きく反落、年初来安値を更新している。朝方、寄付きは62円安の5405円で始まったことから短期筋の日計り買いがみられたようだが、寄り後の戻りが5409円と小さかったことで寄付き買いの向きが投げに回って下げを大きくしたようだ。アベノミクス高値8783円(15年3月)から今日までの下落率は既に40.1%に達し、この間の日経平均の下落率約26%を大きく上回っていることから、「下げすぎ」との見方も強く、5200円前後ではコツンとくるのではないかとの観測だ。

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