【株式市場】1ドル107円台の円高を受け日経平均は一時296円安

株式市場

◆日経平均の前引けは1万5620円43銭(201円09銭安)、TOPIXは1269.48ポイント(18.21ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なめで8億8823万株

チャート14 11日前場の東京株式市場は、1ドル107円台に入る円相場の一段高を受けて株価指数の先物主導の下げとなり、日経平均は10時30分にかけて296円03銭安の1万5525円49銭まで下げる場面があり、前週末の71円高から大きく反落した。ただ、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小高い。

 中で、ヤクルト本社<2267>(東1)は主商品の一部値上げ発表や好業績などが好感されて強く、オンワードホールディングス<8016>(東1)は自社株買いなどが好感されて続伸。アイサンテクノロジー<4667>(JQS)は自動運転技術の人気再燃などで大きく出直り、メディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ)は病院向け経営支援システムなどが言われて出直りを拡大。
 
 東証1部の出来高概算は少なめで8億8823万株、売買代金は8813億円。1部上場1950銘柄のうち、値上がり銘柄数は386銘柄、値下がり銘柄数は1472銘柄となっている。

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