大塚家具は創業者の大塚勝久前会長「勝訴」で安寄りのあと持ち直す

株式市場 銘柄

■不透明要因にケリがつき懸念出尽し感が広がる可能性も

 大塚家具<8186>(JQS・売買単位100株)は11日の後場、1445円(15円安)で売買開始となり、小幅だが本日この時間までの安値に進んだ。この日午前、「長女との経営権争いに敗れた大塚家具創業者の大塚勝久前会長が、一族の資産管理会社「ききょう企画」に対し、社債償還を求めた訴訟の判決で、東京地裁(小野瀬厚裁判長)は11日、請求通り15億円の支払いを命じた」(時事通信)などと伝えられた。

 ただ、後場の取引開始後は7円安まで持ち直し、出来高もすでに前週末8日の一日分を上回った。不透明要因にケリがついたため懸念出尽し感が広がる可能性はありそうだ。

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