新日鐵住金が何と7%高!久々の大きな値上がり率となり注目集まる
- 2016/4/12 15:14
- 株式投資ニュース
■原油価格の回復による市況回復期待や自社株買いなど好感
新日鐵住金<5401>(東1・売買単位100株)は12日の後場、一段と強い展開になり、13時30分にかけて一時7%高の2226.0円(150.5円高)まで上げて反発が場を拡大。同社株としては久々の大きな値上がり率が注目されている。直近の会社発表ニュースとしては、11日付で発表した自己株式の取得状況(自社株買いの途中経過)が良好だったことがあり、また、原油価格の回復にともなう資源・素材市況の回復期待や、海外ヘッジファンドによる日本株の買い戻し観測などが言われている。
株価水準はPBR0.7倍前後になり、解散価値の7掛けに過ぎない。2016年2月には一時1773.5円も安値をつけたが、その後の出直り相場では2308円(3月14日)まで回復した。その後は微調整に転じたが、本日の大きな上げにより出直り相場の騰勢第2波に入る期待が出ている。