【話題株】東洋紡7日続伸、中低位株引っ張る元気銘柄、次は昨年来高値更新

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 東洋紡<3101>(東1・1000株)は、13日、5円高の193円と前日比変わらずを挟んで7営業日続伸、年初来高値を更新している。大型銘柄で、しかも繊維株ポストでは唯一の新高値銘柄ということで動きの強さに注目が集まっている。

 食品関係、衣料関係、液晶関係、医薬品関係の事業がそろって順調で業績の伸長が注目されている。16年3月期は3.9%増収、営業利益11.8%増益見通しでEPS12.9円、配当年3.5円という内容。とくに、3年前に比べ営業利益率は5.0%から6.3%へ上昇、営業利益自体も3年で35%の伸長だ。原料安の効果も加わり17年3月期についても増益が予想されEPSは15円前後となりそうだ。増配期待も高まりそうだ。

 週足チャートは昨年6月高値216円から3段下げで今年2月の140円で底打ち。足元では26週線を上抜いて、買い転換している。マーケットではファーストリテイリングなどの値ガサ株から中低位株に流れを変えたい動きがみられる。中低位の元気銘柄として、次は、昨年来高値更新が予想されそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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