生化学工業 ルツディスポ新製剤設備(高萩工場第5製剤棟)が計画通り1月9日より稼働を開始
- 2015/1/13 09:39
- IR企業情報
■第5製剤棟及び第4製剤棟にアルツディスポの生産を集約させることで、更なる効率化を促進
生化学工業<4548>(東1)は、アルツディスポ新製剤設備(高萩工場第5製剤棟)が計画通り1月9日より稼働を開始したと発表。
同社は、高萩工場でヒアルロン酸を主成分とする関節機能改善剤アルツディスポの製剤化を行っている。第5製剤棟は、既存設備老朽化への対応に加えて、アルツディスポの中長期的な安定供給を目的としている。また、第5製剤棟及び第4製剤棟にアルツディスポの生産を集約させることで、更なる効率化を促進する。
第5製剤棟では、製造業務の合理化を図るためにIT技術を駆使した製造管理システムや搬送管理システムを導入。また、第4製剤棟と同様にリスク管理の一環として地震発生時に揺れを建物に直接伝えないよう被害の軽減を図る免震構造を取り入れている。
高萩工場第5製剤棟の概要は、鉄骨造、免震構造の5階建て、建築面積は約3900㎡、延べ床面積16300㎡、設備投資額は約96億円。着工は2012年3月で、竣工は2013年7月、稼働開始は2015年1月9日。