【チャート診断】津田駒工業の週足が大陽線で買い転換、上ヒゲ足回避なら来週も有望、取組みに厚み、航空機関連で中低位の目

チャート診断

 津田駒工業<6217>(東1・1000株)は、13日、40円高の143円と値を上げ1月4日の125円を抜いて年初来高値を更新した。上昇率は38.8%と低位株らしい大幅な上昇だ。出来高も大きく膨らんでいる。

 チャートは、13日の大陽線で週足26週線を大きく突破、買い転換となった。このまま週末にかけて値を維持し上ヒゲ足とならなければ来週もマーケット人気を高めることになるだろう。

 繊維機械、工作機械において中国依存度が高く中国経済減速の影響を受けて業績は停滞。その中でボーイング向け航空機部品の伸びが注目され材料視されている。以前より人気性があり、足元では空売り(信用売り)が増加、取組に厚みが増している。

 マーケットでは、これまでほとんど物色されてこなかった中低位株を前面に出す動きもみられるだけに、大陽線で買い転換した同社株は引き続き注目される展開となりそうだ。

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