アカツキは明日上場のエディアの「露払い役」として上場来の高値

銘柄

■類似銘柄と位置づけられ期待や人気を先取る

 ソーシャルゲーム開発などのアカツキ<3932>(東マ・売買単位100株)は14日の後場寄り後に一段高の4880円(395円高)まで上げ、2016年3月17日に上場して以来の高値を2日続けて更新した。今3月期の営業利益を前期比3.4倍と見込むなど業績が好調で、類似銘柄と位置づけられるエディア<3935>(東マ・売買単位100株)が15日に新規上場するため、アカツキが「露払い役」としてエディアに対する期待や人気を先取っているとの見方がある。

 株高材料が新規上場銘柄の代役の場合は、新規上場銘柄が登場すれば「お役御免」になってしまうが、アカツキの今3月期の予想1株利益は75円77銭のため、株価水準は64倍前後。明日登場するエディアの初値のつき方などによっては出遅れ感などが強まる可能性がある。

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