【株式市場】原油安・円高に加え熊本地震の影響も懸念され日経平均は一時593円安

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6344円09銭(503円94銭安)、TOPIXは1321.98ポイント(39.42ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億3372万株

 18日前場の東京株式市場は、17日にドーハで開かれた主要産油国の会合で合意形成ができずNY原油が時間外取引で急落と伝わり、新興国経済に対する懸念が再燃。円相場が再び円高となり、熊本県を中心とした大地震による経済活動への影響も懸念され、日経平均は9時30分頃に593円83銭安(1万6254円20銭)まで急落し、前引けも503円94銭安の1万6344円09銭となった。ただ、材料株の個別物色は活発で東証マザーズ指数は高値を更新した。

 熊本県を中心とした大地震により、操業を一時停止と伝えられたルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)などは安い半面、復興関連株として若築建設<1888>(東1)地盤ネットホールディングス<6072>(東マ)などが活況高となり、4月期末配当を増額したビューティガレージ<3180>(東マ)も活況高。

 東証1部の出来高概算は11億3372万株、売買代金は1兆263億円。1部上場1952銘柄のうち、値上がり銘柄数は194銘柄、値下がり銘柄数は1715銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は建設1業種のみだった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る